タクシードライバーは今後どうなる?将来性の良い面・悪い面を紹介

タクシードライバーの仕事はカンタンに言えば「車の運転」。言ってしまえば誰でもできる仕事なので、「将来性って大丈夫なの?」「今後なくならないの?」と気になることもあると思います。

管理人的には、すぐにタクシードライバーの仕事がなくなることはないと思います。むしろ中期的に見ればタクシードライバーは可能性があるため、考えてみるのも良いです。

ここでは「タクシードライバーの今後・将来性」を解説します。

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タクシードライバーの不安要素

まずはタクシードライバーの不安要素から。「タクシードライバーって、将来はヤバイんじゃないの?」と思われるのは、次の3つが大きな原因です。

【タクシードライバーの将来的な不安要素】

  • 自動運転車の普及
  • 「ライドシェアサービス」の普及
  • 人口の減少

ひとつずつ、問題を見ていきます。

自動運転車の普及

タクシードライバーにとって脅威ともいえるのが、最近よく話題になっている「自動運転車」の存在。

自動で車が動くようになれば、、タクシードライバーはいらなくなりますよね。

ただ、タクシーを利用したい状況は人によってさまざま。「今すぐ車で移動したい」というときに無人タクシーが道をいつも走っているような時代は、まだしばらく先のはず。

また、自動で運転してくれるといっても、そもそも車が近くにないと乗れません。

手を挙げればすぐに来てくれる今のタクシーは、まだかなり長い間なくならない可能性が高いです。むしろタクシーが自動運転になり、ナビも高性能になるので、タクシードライバーの仕事がしやすくなるかもしれません。

「ライドシェアサービス」の普及

タクシー業界にとってもうひとつの大きな影響が、「ライドシェアサービス」です。ライドシェアサービスとは、「ほかの人の車に乗せてもらうサービス」です。

最近は民泊のように、「シェア」をするサービスが広まってきています。これは車にも当てはまり、誰かをタクシーのように乗せていい人がタクシーを利用したい人を乗せて、料金を受け取るサービスが広まりつつあります。「Uber(ウーバー)」というサービスがその代表例。

特にタクシーのぼったくりが多い海外では、ウーバーがかなりの勢いで広まっています。これによってタクシードライバーは仕事が激減していて、国によってはストライキなども起こっているよう。

ただ、日本のタクシーはぼったくりがほぼないため、ウーバーはあまり広まっていません。ライドシェアが広まることでタクシードライバーが減る可能性は、あまりないと考えられます。

ライドシェアのほうが圧倒的に安ければ日本でも広まるかもしれませんが、タクシー会社も料金を下げる可能性は十分あります。

人口の減少

日本は高齢化が進んでいて、今後は人口が大きく減ると予想されています。するとタクシーの利用者が減るため、ドライバーの仕事もなくなるかもしれません。

ただ、人口が減るとはいえ、日本は高齢者が多い国になるのは間違いありません。つまり自分で移動できない人が増えるため、タクシー業界にとっては追い風になると考えられます。

むしろ商品やサービスを買う人が減るため、ほかの業界のほうが厳しい状況になる可能性があります。

タクシードライバーは、実は可能性もある!

このように不安要素をひとつずつ見てみると、タクシー業界は「すごく厳しい状況」というわけではないことがわかります。

また、ここから紹介しますが、実はタクシー業界はこれから大きく伸びる見込みもあります。こちらのほうが大きいため、タクシー業界は今、ひそかに注目されている業界です。

【タクシー業界の良い面】

  • 車を買わず、必要なときだけ乗りたい人が増えている。
  • 東京オリンピック(2020年)と大阪万博(2025年)で、タクシー利用者増。
  • 日本に来る外国人観光客が増えている。
  • ドライバー高齢化の対策で、業界が若返りつつある。
  • 労働環境が改善されてきている。

車を買わず、必要なときだけ乗りたい人が増えている

上で紹介したライドシェアもそうですが、最近は車を買わない人が増えています。「若者のクルマ離れ」みたいな話も聞きますよね。

車は100〜200万ほどしますが、特に都市部だと乗らない時間も多いもの。「高いお金や車検代を払うなら、レンタルで必要なときだけ乗ったほうがいいじゃん」という人が増えています。

タクシーはまさにこうした人向けのサービスで、必要なときだけ乗ることができます。もしかしたら、さらにタクシーが広まる時代になるかもしれません。

東京オリンピック(2020年)と大阪万博(2025年)で、タクシー利用者増

タクシー業界にとってとても強い追い風になるのが、2020年に開催される東京オリンピックと、2025年の大阪万博。以前は東京オリンピックだけが注目されていましたが、今後は大阪万博も少しずつ盛り上がると予想されます。

東京や大阪はもちろんタクシーの利用者が増えますが、これらの都市だけではありません。特に外国から来た人は「せっかくだから、他の都市も行ってみよう」となるはず。そのため東京や大阪周辺の都市も、タクシーの利用者が増える可能性があります。

タクシードライバーは売上を伸ばした分だけ給料が増えるため、これからしばらくはまさに「稼ぎどき」。この期間で力をつけて、今後はハイヤーのドライバーや個人タクシーなどを考えるのも良いかもしれません。

日本に来る外国人観光客が増えている

最近の傾向として、日本に来る外国人観光客はドンドン増えています。製造業が中国や韓国、インドなどにリードされている今、日本は和の文化やアニメ・ゲームなどを中心に、観光が一大産業になると考えられます。

東京オリンピックや大阪万博が終わっても、「日本に行ってみたい」という外国人はまだまだ多いはず。日本人の人口は減りますが、今後は外国人観光客がタクシーを利用する可能性があります。英語が話せなくても、スマホの翻訳アプリや「ポケトーク」などの翻訳ツールで対応できます。

ドライバー高齢化の対策で、業界が若返りつつある

タクシー業界は2019年現在、50代と60代のドライバーが中心。平均年齢は55〜58歳ほどで、かなり高齢化が進んでいます。

ただ、こうした年代のドライバーが一気にいなくなると、ただでさえ人手不足な業界の状況がさらに悪化してしまいます。

タクシー会社は各社ともこのことを理解していて、今から対策に乗り出しています。

タクシー会社は新卒や20代の若い人を採用するために、職場環境や勤務形態の見直し、給料体系の改善などを行っています。また、「タクシードライバーは微妙」「稼げないのでは?」というイメージを変えるため、積極的にイメージアップ活動をしている会社も出てきています。

KMタクシー(国際自動車)」はその代表的な会社。「業界変革」をテーマにかなりいろんな活動をしているので、今後のタクシー業界は大きく変わるかもしれません。

労働環境が改善されてきている

上の若返りとも少し関連しますが、タクシー業界は「同じ体制で、今まで何とかなってきた」ということなのだと思います。ただ、変化が大きい今の時代、タクシー業界もついに変わる必要が出てきています。

タクシードライバーのイメージはこれまで、「稼げない」「夜勤が大変」「高齢者がやる仕事」という感じでした。

ただ、各社とも「これでは人が集まらない!」となり、固定給の見直し・しっかり稼げる給与形態・女性でも働きやすい日勤の導入・未経験でも安心して働ける研修制度・他に夢がある人でも働きやすい勤務形態など、環境を整えつつあります。

タクシー業界は「今まさに変わりつつある状況」で、これから面白い仕事かもしれません。

目の前の仕事を頑張っていると、次のステップは必ず見えてきます。タクシードライバーとして頑張ってみるのも、これからは良い選択肢といえます。

タクシーの運転だけでなく、今後は「サービス業」と考えるべき

タクシー業界が変わる中で、タクシードライバーの仕事も変わる可能性があります。

タクシードライバーの主な仕事は、お客さまを目的地まで送り届けること。今後も基本は同じですが、よりサービス業的な面が強くなると考えられます。

これからの時代、高齢者が多くなります。高齢者は人によって不安や寂しさを感じているため、ドライバーがコミュニケーションをとることで、気持ち良く利用してもらうことができます。

これはあくまでも一例ですが、職人的な運転技術は自動運転やAIによって必要なくなり、よりサービスに力が入れられる可能性は高いです。これからは単に運転するだけでなく、営業やサービスの知識など、「人間力」が求められる時代かもしれません。

タクシードライバーの将来性は十分ある!

タクシー業界は自動運転やライドシェアなど、不安要素もあります。ただ、逆にプラスの面もたくさんあるので、将来性はかなり大きな業界といえます。タクシードライバーも働きやすく、きちんと稼げる仕事になりつつあるので、会社を選んで働いてみるのもオススメです。

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