タクシードライバーの離職率と退職理由は?仕事のきつさ・大変さ

タクシードライバーを始めるときに気になるのが、「仕事ってキツくないの?」というところ。

タクシードライバーの離職率は10%ほどで、意外と普通の数字。ただ、それでも辞めてしまう人はいるため、ここでは「どんな理由で辞めるのか?」「ドライバーのどこが大変なのか?」を紹介します。
前もってリスクを知っておくと、安心して仕事を始められるもの。転職の前に、参考にしてほしいと思います。

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タクシードライバーの離職率は10%ほど。辞める理由は?

一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会によると、タクシードライバーの離職率は約10%。ほかの業種・職種では30%ほどの場合もあるため、これに比べると低めの水準。タクシードライバーは、「意外と働きやすい仕事」といえます。

ですがそれでも、仕事を辞めてしまう人はいます。これからタクシードライバーに転職しようと思っているなら、「辞めてしまう原因は何なのか?」を確認することが大切。タクシードライバーが退職する主な理由は、次の6つです。

【タクシードライバーが辞める理由】

  • タクシードライバーは高齢の人が多いため。
  • 「車を運転するだけだからラク」と思って入社したため。
  • 歩合制で、思ったより稼げなかったため。
  • 道を覚えるのが難しいため。
  • 酔っているお客さまなどの対応が大変なため。
  • 個人タクシーを始めるため。

タクシードライバーは高齢の人が多いため

実はタクシー業界には定年がなく、60代や70代で働く人がたくさんいます。

日本の中で人口が多いのは、「団塊の世代」と呼ばれる60〜70代の人たち(2019年現在)。タクシードライバーは長く働きやすいとはいえ、これくらいの年齢になると辞める人は多いです。

つまりドライバーの高齢化が一斉に進んで退職する人が増えているため、離職率が上がる原因になっています。

タクシー会社はこれをきっかけに各社とも若返りを狙っていて、20代や30代の若い人を積極的に採用しています。タクシードライバーといえばおじさんが働いているイメージですが、最近は少しずつ変わりつつあります。

「車を運転するだけだからラク」と思って入社したため

タクシードライバーは「タクシーの運転」が主な仕事。「車を運転するだけだからラクな仕事だろう」と軽く考えて働き始めると、現実とのギャップから辞めてしまう人もいます。

タクシードライバーは確かに運転がメインの業務ですが、歩合制で営業の仕方を考える必要があったり、地図で道をしっかり覚えたり、サービス業としてお客さまにていねいな接客をしたりする必要があります。

単純に「運転すればいいだけ」と考えていると、ドライバーの仕事は長く続かないかもしれません。

ただ、これはどんな仕事でも同じ。一見ラクそうに見えても、働いてみると大変なことはどの職場でもあります。働く前から「しっかり頑張ろう」と思っておけば、タクシードライバーは普通に働けるはずです。

歩合制で、思ったより稼げなかったため

タクシー会社の求人を見ていると、「月に30万円稼げる!」「入社5年目で50万円」のようなフレーズを見かけることがあります。

ただ、タクシードライバーの給与形態は、売上を伸ばすと給料も上がる「歩合給」が基本。つまり月30万円や50万円を稼げる可能性もありますが、逆に売上を伸ばせないと月20万円などになることもあります。

最初から「この会社に転職すれば月30万だ!」と考えるのは、ちょっと危ないです。人によっては月20万円ほどからなかなか伸びず、「安月給じゃん」となって辞めることがあります。

求人に書かれている収入を得るには、なるべくタクシーの空車時間を減らして、いつもお客さまを乗せることが大切。そのためには「お客さまをどう見つけるか?」を考えることが大切で、ここはドライバーが工夫するべきポイントです。

道を覚えるのが難しいため

タクシードライバーはお客さまを目的地まで送るために、道を覚えておく必要があります。

ドライバーになるには、タクシー会社へ入社してから「地理試験」という試験に合格する必要があります。地理試験は主な道路や交差点を覚えているかのテストで、受かるレベルになればある程度の地理を覚えていることになります。

ただ、仕事をするときには地理試験の知識だけでは足りず、実際の道を細かく覚える必要があります。50代や60代の人は「暗記できない」という理由から、ドライバーの仕事を諦めてしまうことがあります。

最近はカーナビを導入するタクシー会社が増えていて、未経験のドライバーでも道を案内しやすくなってきています。ただ、それでも仕事をしながら道を覚える必要はあるため、道や運転に興味がないと、ドライバーは大変かもしれません。

特に東京や大阪などの都市部は道が複雑で、覚えるにはかなり時間と経験が必要。ただしその分だけ給料は高く、きちんと頑張れば月30万円ほど稼げることも多いです。逆に地方や田舎は道がカンタンですが、高収入は狙いにくいです。

酔っているお客さまなどの対応が大変なため

タクシードライバーは運転が主な仕事ですが、サービス業のような面もあります。お客さまを乗せるときや運転中、支払いなどのタイミングで、お客さまとコミュニケーションをとる必要があるためです。

「運転していればいいや」と思っていると、お客さまからクレームを言われることがあります。特に東京や大阪で夜に勤務するときは、酔っ払っているお客さまに注意が必要。ときには車内で吐いてしまったり、ドライバーに文句を言ってきたりすることがあります。

これが原因で辞めてしまう人もいるため、「タクシードライバーはサービス業」ということを忘れないようにしましょう。

酔っている方を乗せるときはエチケット袋を準備して、自分の安全にも気をつけて走ることが大切。お客さまを乗せるところから料金の支払いまで、ていねいに接することを心がけていると、お客さまも快適かつ安心して乗ってくれて、給料もアップしやすくなります。

個人タクシーを始めるため

タクシー会社を辞める人の中には、個人タクシーを始める人もいます。

個人タクシーは未経験でいきなり開業できるわけではなく、「タクシー会社での経験10年以上」という条件があります。そのため10年はタクシー会社で働いて、そこから退職して開業するのが一般的。こうした人が一定数いるため、タクシーの離職率が上がる原因となっています。

個人タクシーはタクシー会社に取られる分がないため、自分の頑張りがより収入に反映されます。ただし自分でタクシーを管理したり、自分が働けなくなると収入はゼロになったりと、リスクもあります。

タクシードライバーが駄目かというと、そうでもない!

以上のようにタクシードライバーは、さまざまな理由で辞めてしまう人がいます。ただ、離職率はメチャクチャ高いわけではないので、考えてみるのもアリだと思います。

管理人は求人情報で仕事内容をチェックして、自分に勤務形態や条件が合っているなら、タクシードライバーは良い仕事だと思います。

1日おきに働く「隔日勤務」なら、休みは月に20日ほど。残業もほぼありません。さらにきちんと頑張って営業すれば月30万円ほど稼げるので、慣れれば気楽です。もちろん上で紹介したように、最初から甘く考えるのはNG。ただ、一般企業と同じような気持ちで働けば、条件は意外と良いと思います。

頑張る気持ちがあれば、ドライバーは意外と良い仕事

タクシードライバーはもちろん辞めてしまう人もいますが、意外と働きやすい仕事です。「ラクそうだから」と思って始めるとキツく感じやすいので、「頑張ろう」という気持ちで始めてみてください。地理を覚えてお客さまにていねいなサービスを心がければ、きっと良い仕事になるはずです。

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