タクシー会社の無線グループとは?良いグループかを見極める3つのポイント

タクシードライバーの求人を見ていると、ときどき「無線グループ」や「◯◯グループ」という言葉を見ることがあります。

無線グループとは、「タクシー会社が集まってできたグループ」のこと。タクシー会社がチームになることでよりお客さまを見つけやすくなり、売上アップにつながります。また、お客さまにとってもタクシーをスムーズに見つけられるため、タクシーがより便利になります。

転職のときには、無線グループに注目して会社を決めるのもひとつの方法。大きな無線グループに属す企業に入れば、より稼げるチャンスを増やせます。

ここでは「タクシー業界の無線グループ」を解説します。

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無線グループとは、「複数のタクシー会社が協力してできたグループ」のこと

タクシー会社はタクシーをドライバーに運転してもらい、お客さまを乗せることで利益を得ています。ただ、ときにはドライバーがお客さまを見つけられず、売上を伸ばせないこともあるもの。

そこでタクシー会社はタクシーの車内に無線をつけて、ドライバー間で「お客さまが近くにいます」「配車の依頼があったので、誰か現地に行けますか?」のような情報共有をしています。タクシーに乗ると無線でドライバーの話し声を聞くことがありますが、これが情報交換の様子です。

基本は社内のドライバーでやり取りをしますが、業界が盛り上がってきた1940〜1950年代ごろから、「会社間で情報を共有して、より多くのお客さまを獲得できるよう協力しよう」という話がタクシー会社の間で出るようになりました。こうしてできたのが、無線グループです。

タクシー業界で1番アツいのは、やはり利用する人が多い東京。東京にはさまざまな無線グループがあるため、代表的なものを紹介しておきます。

【東京の無線グループ】

  • 日本交通グループ
  • 東京無線グループ
  • km国際自動車グループ
  • 大和自動車交通グループ
  • チェッカーキャブグループ
  • グリーンキャブ
  • 日の丸交通グループ
  • 京王自動車
  • 小田急グループ
  • ラジオタクシーグループ

タクシー会社にとってのメリットは、「お客さまを乗せる機会が増えること」

無線グループに属するタクシー会社は、ひとつのタクシー会社へ配車依頼があったとき、その情報を共有してもらうことができます。もし自社のドライバーが近くにいれば、いち早くお客さまを乗せに行くことができます。

無線グループに属していないと、ドライバーは自分でお客さまを探すか、自分の会社に入る配車依頼に対応するしかありません。ですが無線グループに入っていることで配車依頼の情報をより多く受け取れるため、稼ぎのチャンスが増えるのです。

タクシードライバーの給料は歩合制で、「どれだけお客さまを乗せられるか」がポイント。配車依頼の情報は、多ければ多いほど良いです。

ただ、たくさんの会社が属する規模の大きな無線グループは、「それだけ情報を共有するドライバーが多い」ということでもあります。情報をもらっても同じグループのドライバーにお客さまを取られることはあるため、しっかり頑張る必要はあります。

お客さまにとってのメリットは、タクシーを拾いやすくなること

タクシー会社は無線グループに入ることで売上を伸ばしやすくなりますが、タクシーを利用するお客さまにもメリットがあります。

タクシー会社が連携していち早く迎えに行くことで、お客さまは待ち時間が減ります。そしてよりスムーズに移動することができます。

タクシーを利用する人はさまざまで、ときには急いでいたり、忙しく動き回っていたりする人も多いです。タクシーは電車やバスより料金が高いため、バリバリ働いているビジネスマンの方が乗ることもあります。

こうした方をあまり待たせずに乗せられるため、無線グループはお客さまにとっても良いことといえます。

無線グループ重視で選ぶなら、3つのポイントに注目

ここまでの解説で、「なるべくメリットが大きな無線グループに属する会社で働きたい」と思うこともあると思います。

無線グループを見極めるには、「グループ全体での配車回数」「グループでの売上」「車両台数」の3点がポイント。

【無線グループを見極める、3つのポイント!】

  • グループ全体での配車回数:多いほど稼ぎのチャンスが増える。
  • グループでの売上:大きいほど、ドライバーが稼いでいるということ。
  • 車両台数:多いほどライバルが多い。

東京の場合、配車回数は「東京無線グループ」がトップ。月間で20万件を超える配車依頼があるため、これに近い無線グループほどお客さま獲得のチャンスが増えます。

また、日本で売上ナンバーワンの日本交通グループは、年間の売上が約610億円(2019年時点)。つまりこれに年間売上がこれに近いほど、稼ぎやすい無線グループといえます。

配車回数と売上は大きいほど良いですが、車両台数は多いほどライバルが増えるということ。そのため情報が共有されても、お客さま獲得につながりにくいことも正直あります。

東京無線やチェッカーキャブはグループ全体で約5,200台のタクシーがあり、大手の日本交通グループやkm国際自動車グループは約3,000台です。3,000台を超えていれば十分に規模の大きな無線グループ、1,000台以上なら中規模、というイメージです。

「どのグループがベストか?」というのは、正直なところ判断が難しいです。管理人的には車両台数3,000台以上の無線グループなら、あとは大手か雰囲気が良いかで決めます。稼げるかは自分の営業努力による部分も大きいため、無線グループだけにこだわりすぎないことも大切です。

大手タクシー会社とグループ傘下の中小企業、どっちがいい?

無線グループは中心的な存在の大手タクシー会社と、その他の中小企業で構成されていることがよくあります。日本交通グループは日本交通が、km国際自動車グループは国際自動車が本家で、あとはそのグループ会社で成り立っています。

この場合、本体の大手タクシー会社に転職するか、傘下の中小企業に転職するかで迷うこともあると思います。

管理人的には、やはり福利厚生や稼げる環境が充実している大手がオススメ。頑張れば稼げるのは大手も中小も同じですが、安定して働きやすいのは大手です。また、黒タクやハイヤーのドライバーや管理職など、今後のステップアップの道も見えやすいです。

中小でもしっかり営業すれば稼げますが、大手に比べると福利厚生は薄め。入社後の給与保証がなかったり、自分が事故をしてしまったときの事故保障がなかったりします。ただ、足切り(稼ぐ必要のある最低金額)が低かったりアットホームな雰囲気だったりと自由に働きやすいため、人によっては合うと思います。

これについては別ページでも解説しているため、参考にしてほしいと思います。

(参考)タクシー会社は大手と中小(無線グループ)どちらが良い?選び方5つの基準

無線グループにも注目して、タクシー会社をチェックしよう

タクシードライバーに転職するときは、無線グループに注目して会社を選ぶのもひとつの方法。無線グループに属する企業は稼ぎのチャンスが増えるため、収入を伸ばしやすくなります。

また、大手タクシー会社のグループは安心感もあり、これからドライバーとして頑張っていくには良い環境。配車回数やグループでの売上、車両台数に注目して、求人をチェックしてください。

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