タクシー会社のドライバー求人は、なぜいつも募集されている?4つの理由

タクシー会社の求人をチェックしていると、ふと気づくことがあります。それは「求人がいつも募集されている」ということ。

普通は良い人を採用したら、会社は求人募集をストップするもの。タクシー会社はなぜ求人を止めないのか?気になることもありますよね。

「入っても辞める人が多いから、いつも募集しているのでは?」と考えることもあると思いますが、これは当てはまることもあればそうでないこともあります。

ここでは「タクシー会社の求人が常にある理由」を解説します。

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タクシー会社が常に求人を募集する、4つの理由

タクシー会社の求人がずっとあるのは、実は大きく4つの理由があります。

【タクシー会社が常に求人を出す理由】

  • 空きのタクシー車両をなるべく減らすため
  • ドライバーを増やすと、それだけタクシー会社の利益が増えるため
  • 業界の平均年齢が高く、退職する人の穴埋めをする必要があるため
  • タクシードライバーに興味をもつ人はまだ少ないため

空きのタクシー車両をなるべく減らすため

タクシー会社はタクシー車両をたくさん持っています。例えば東京都内の大手タクシー会社「日本交通」は、ナント約6,300台ものタクシーを保有しています(2019年9月現在)。ものすごい数ですよね。

ただ、タクシー車両があるだけでは、会社の利益になりません。むしろ整備代や車検代などの維持費がかかるため、マイナスになってしまいます。タクシードライバーが運転してお客さまを乗せて、初めて利益が生まれます。

つまりタクシー会社は、なるべく「空きのタクシーを減らしたい(=稼働率を上げたい)」と考えています。数百台、数千台のタクシーをなるべく稼働させるため、ドライバーを常に募集しているのです。

ドライバーを増やすと、それだけタクシー会社の利益が増えるため

空きのタクシー車両がある場合、タクシー会社は稼働率を上げるためにドライバーを募集します。もし全ての車両が使われる状態(稼働率100%)になったら、タクシー会社はさらにドライバーを増やします。

空きのタクシーがないということは、「タクシーを増やせば、もっと利益が伸びる可能性がある」ということ。つまり手持ちの車両に空きがあってもなくても、タクシー会社はドライバーを増やすほうが良いのです。その結果、いつも求人が募集されることになります。

業界の平均年齢が高く、退職する人の穴埋めをする必要があるため

タクシー会社を辞める人は、当然います。誰かが辞めるとタクシーが空きになってしまうため、穴埋めのために求人が募集されます。

現在のタクシー業界は平均年齢がとても高く、50代後半。タクシードライバーといえばオジサンのイメージがあるかもしれませんが、実際50代や60代のドライバーは多いのです。

今はこうした高齢ドライバーの退職が増えていて、空きのタクシー車両を抱える会社も多くなっています。こうした会社は「ぜひうちに来てほしい」と歓迎されやすく、転職のハードルが低めです。

ちなみにタクシー業界は今、20〜40代の若い人を積極的に採用しています。働きやすくて稼げる環境を整えて、若い人に興味をもらおうと努力する会社が増えています。しばらくは退職者の多い状況が続くものの、今後は変わるかもしれません。

タクシードライバーに興味をもつ人はまだ少ないため

タクシードライバーと聞いて、「すごいね!」という人はあまりいません(汗)逆に「そうなんだ・・」と、少しマイナス印象を受ける人のほうが多いでしょう。

こうしたイメージから、タクシードライバーに興味をもつ人は少なめ。タクシー会社にとっては、「せっかく応募してくれる人を不採用にしたら、いつまた応募がくるかわからない」という状況なのです。

そのためタクシー会社は求人をいつも出して、なるべく多くの人に興味を持ってもらおうと考えています。

仕事がキツくて辞める人が多い場合もある。必ず面接でチェック!

以上の4つが、タクシー会社の求人がいつも募集されている理由です。ただしもうひとつ、「仕事がキツくて、辞める人が多い」という場合もあります。

タクシードライバーの仕事は2000年代の始めまで、「勤務時間が多いのに稼げないし、夜勤もある」という大変な仕事でした。

ただ、これではタクシードライバーへの転職者が減るのは当然。タクシー会社は社員を大切にしなかったため、自分で自分の首を締めることになったのです。

国の厚生労働省もタクシー業界のキツい環境に目をつけ、2005年ごろからタクシー会社に勤務時間や勤務形態、給料の改善をするように指示しました。

そこからタクシー会社は少しずつ環境を見直し、ドライバーが働きやすく稼げる職場を整えました。今は多くのタクシー会社が以前より働きやすくなっていて、「自由な時間もわりとあり、しっかり稼げる」という仕事になりつつあります。

ただ、特に小さなタクシー会社には、まだ仕事が大変なところもあります。こうした会社はすぐに辞める人が多いため、求人が常に募集されています。

ブラックなタクシー会社を避けるには、「なるべく大手もしくは大手のグループ会社」に応募すること。また、面接で会社の雰囲気や面接官の様子から、「何だか不安だな」と感じる点がないかをチェックすることが大切です。

最近はタクシー業界全体がブラックというわけではありません。むしろきちんと頑張れば月30〜40万円、もしくはそれ以上も狙える仕事なので、わりと良い仕事だと思います。

大手も定期的に求人を募集しているため、転職を考えるならオススメ

求人がいつも募集されていると不安を感じることもありますが、逆に良い面もあります。それは「大手のタクシー会社でも転職しやすい」ということ。

常にドライバーを採用したいのは、大手でも同じ。なるべく安定して働きやすい環境がいいなら、やはり大手タクシー会社は魅力。タクシードライバーは未経験でもやる気があれば、大手に転職できる数少ない仕事。応募を考えてみるのはオススメです。

また、「大手と提携している中規模のタクシー会社」も良いです。大手より自由度が高いのでルールが緩めで、かつ月30〜35万円は十分稼げます。もちろん求人もたくさんあるので、転職しやすいのもメリット。

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タクシードライバーは転職のハードルが低く、しっかりやれば稼げる

ここまで紹介したように、タクシードライバーの求人が多いのには理由があります。逆に「転職しやすい」というのはメリットなので、興味がわいたらぜひ考えてみてください。タクシードライバーはきちんと営業活動をすれば売上も伸びて稼げるので、良い仕事だと思います。