最近は外国人がたくさん日本を訪れていて、タクシーを利用する人が増えています。この状況から、「英語ができなくても、タクシードライバーとして大丈夫なの?」と思うこともあるもの。
実際のところ、英語が話せなくてもドライバーはできます。ただ、英語ができるとより良いのは事実。仕事がしやすくなり、収入も伸びます。
ここでは「タクシードライバーにとっての英語」について解説します。
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英語はできなくてもOK。ただし話せると有利!
タクシードライバーは、英語が話せなくても大丈夫。もちろん外国人を乗せることはありますが、「マネー」「マップ」「OK」など、本当にカンタンな言葉だけで一応は何とかなります(笑)
外国の方も、日本で英語が通じにくいことはわかっています。タクシーを利用する人は目的地に着ければ良いので、ドライバーはスマホなどで地図を教えてもらい、そこに向かえばOK。最近は多くの人が「ここへ行きたい」と言ってグーグルマップを見せてくるので、どこまで走ればいいかわかりやすいです。
ただ、やはり英語が話せると、仕事はしやすいです。目的地を聞き出したり料金を払ってもらったりするときにスムーズで、外国人観光客をドンドン乗せることができます。「東京タワーもいいですが、浅草はいいですよ」のようにちょっとした雑談を英語でできれば、帰りのタクシーも指名してもらえる可能性があります。
最近はネットを通じて日本文化が世界へ知られるようになっていて、日本を訪れる外国人は増えています。2020年には東京オリンピックもあり、タクシー業界は今とても盛り上がってきています。
英語が話せると会社から頼りにされ、収入も伸びやすい
タクシー業界は平均年齢が高め。50代や60代のドライバーがたくさんいて、英語がほとんど話せない人も多いです。つまりこうした中で英語ができると、とても頼りにされます。
最近は観光客だけでなく、ビジネスで日本を訪れる外国人も増えています。海外の大切な人を乗せるときは、英語のできるドライバーが重宝されます。
タクシードライバーは運転しながらお客さまを探す「流し営業」が基本。ただ、英語ができると自分からお客さまを探さなくても指名での依頼が多くなり、ラクに売上を伸ばせるようになります。売上を伸ばせばその分だけ給料もアップするため、英語ができると収入に直結します。勉強する価値はあると言えるでしょう。
よく使うフレーズだけでも覚えておくと、仕事がスムーズ
英語は単語や文法など、勉強するべきことがたくさんあります。ただ、大人になってから勉強するのは、かなり大変・・。そのためよく使うフレーズだけでも覚えておくと便利です。
タクシードライバーの接客に、それほど会話は必要ありません。もちろん雑談ができるとより良いですが、外国人と英語で話すのは難しいもの。タクシー利用に必要な最低限の英語ができれば十分です。
上のフレーズを覚えた上で、「もっと英語で話したい」「外国人の方と交流したい」と思ったら、本格的に英語を学ぶのも良いと思います。
困ったときは「グーグル翻訳」が使えれば安心

「英語でどう話せばいいかわからない・・」
こんなときはスマホの「グーグル翻訳」を使いましょう。グーグル翻訳はネットで検索すれば出てきますし、アプリとしてダウンロードするのも良いです。日本語を入力すればすぐ英語に変換してくれるので、これを相手に見せれば自分が言いたいことを伝えられます。
ハッキリ言ってグーグル翻訳があれば、英語が話せなくてもほぼ対応できます。勉強が苦手、「英語を勉強するのは大変そう」と感じるなら、グーグル翻訳を使えるように準備しておきましょう。1度使ってみればすぐに慣れます。
大手のタクシー会社なら、英語の研修を受けられる
外国人観光客が増えているため、タクシー会社もドライバーの英語教育に力を入れるようになっています。特に体制が整っている大手では、英語の研修を行うところが増えています。
大手タクシー会社の「日本交通」では毎月2回の英語講習会があり、場合によっては留学研修にも参加できます。都内の「帝都自動車交通」も英語研修があり、英会話の練習や英語教材で学べるようになっています。
英語は自分で勉強することもできますが、会社で研修や教材などが用意されていれば、お金がかかりません。英語ができるドライバーになりたいなら、研修制度に注目して会社を選ぶのも良いと思います。
英語はひとまず話せなくて問題ナシ。必要に応じて少しずつ勉強しよう
日本に来る外国人はドンドン増えていますが、英語が話せなくてもタクシードライバーは何とかなります。ただ、多少は話せると仕事しやすく、収入アップにもつながります。転職したら、少しずつでも身につけると良いですね。
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